2016年12月31日土曜日

iQOSを買いに朝?いや超早朝!から並んできたよ!

あ、どうもimuwoです。

今回はiQOSを買うために並んできたお話とiQOSのレビューです。
ということで、20歳未満の方はそっとこのページを閉じてください。

※この記事は2016年12月のお話です。
 見られた際の現状とは異なる可能性があります。


さて本題。
結論を先に言うと、iQOSストア天神では並べば買えました。

購入までの流れを簡単に書くと。

04:30 並び始める(この時すでに10人)
06:30 店員さんが受付用整理券配布
    一旦解散
08:45 受付整理券の順番に再度並ぶ
    受付…購入できる時間を指定される。
11:00 私は11時指定でした。
    iQOSストアで 試用/使い方の説明を受ける。
    購入手続き
    このとき気になる味を試させてくれます。
    4種類試せますか?と聞いたら、
    苦笑いでやんわり断られましたが。

在庫が何個あったのか不明ですが、
指定された8:45の段階では40番までの方が受付されていました。
(一緒に並んでいた方のお話では第2弾の受付もあるみたいとのことでしたので、実際はもうすこし多かったのかも?)

iQOSストアの入荷数にもよるでしょうが、確実に買うためにはかなり朝早くから並ぶ必要がありそうです。

購入の際の注意点はざっとこんな感じ。
・1ヶ月以内にiQOS本体を買っていないこと。
・喫煙者本人であること。
・(もちろん)20歳以上
・身分証明書またはTASPOで確認されますので購入時は忘れずに。


ここからレビュー

まずは同梱物から。

iQOSストアで買うと紙袋がもらえました。
(プレビューではピンボケしてるように見えますが目の錯覚です)


これ箱開けた時の写真なんですが、ものすごい既視感を感じませんか。
特に内蓋とACアダプタ・・・。




内容物を出したところ、
左から
・iQOSチャージャー
・iQOSホルダー
・綿棒
・クリーナー
・ACアダプター
充電はmicroUSBで充電でした。

iQOSストアの店員さんがおっしゃるには、
1箱数度にクリーニングを推奨されているようでした。



吸った感想

思ったよりも普通のタバコという感じです。
煙の感じはないんですが、喉にガツンとくる感じは結構あります。

ヒートスティックは
・レギュラー
・バランスド
・ミント
・メンソール
の4種類が現在用意されています。

レギュラー/バランスドは1口目はすごい不思議な味でした。
なんだかどこかで口にしたことはあるんだけど
なんだろうこれは・・・な感じ。
(たとえるなら、焼き芋の焦げた皮の臭い?)
ミント/メンソールはバランスドの後に吸ったせいか違和感は感じず)

メンソール系は
ミント→メンソールの順でメンソール感が強くなります。
ベースの味はレギュラーでメンソールがプラスされた感じですね。
ミントはメンソールと比べてちょっと甘い感じがします。

ちなみにiQOS独特の不思議な味についてはすぐ慣れました。
むしろこの味がちょうどいい感じに感じるように。
慣れとは不思議なもんです。

ということで、購入初日ですがなかなか気に入っています。

でも、本体割引なしで約1万するし、品薄で手に入らないしと人にはお勧めしにくいんですよねぇ。

気になる方はiQOSストアやイベントなんかでお試しされてみてはいかがでしょうかっ。
でわでわっ
良いお年を!

2016年12月28日水曜日

年末年始でイベント開催のポケモンGOやってみた! ポケモンGO初日からやってるけど!

あ、どうもimuwoです。

最近ですね、ポケセン行ったんですよ。
Pokémon GO PLus あるかなー、いやだなーこわいなーと思って。
そしたらですよ。なんと、普通にあるんですよ。pokémon go Plus

当然買っちゃいますよね。

そしたらですよ、そしたらですよ。
次の週にApple Watch対応開始ですよ。

ということで、今回はポケモンGOのお話です。



年末年始のイベント開催

ポケストップから「ふかそうち」が出現
12月26日(月) 〜 1月3日(火)
  1日1回 ポケストップから「ふかそうち」が出現。
  初回のポケストップから必ず出現しています。
  但し、この「ふかそうち」は使用回数1回となっています。
  ※ポケコインで買う「ふかそうち」は3回使用可能。

旅立ちの仲間出現率アップ & ルアーモジュール効果時間2倍
12月31日(土) 〜 1月8日(日)
カントーの御三家ポケモンとその進化系の出現率アップ
(フシギダネ/ヒトカゲ/ゼニガメ とその進化系)
さらにルアーモジュールの効果時間も延長されます。


課金アイテム関係

ホリデースペシャルセール実施
12月26日(月) 〜 12月30日(金)

スペシャルボックス … 250コイン

  内容:スーパーボールx10個
  内容:ふかそうち      x 2個  

スーパーボックス … 550コイン

  内容:スーパーボックスx 20個
  内容:おこう x 2個
  内容:ふかそうち x 4個

ハイパーボックス …1500コイン

  内容:おこう x 25個
  内容:ふかそうち x 6個
  内容:ハイパーボール x 20個




お得度でいうと、ふかそうちが150ポケコイン、おこうが80ポケコインだからどのセットを買ってもお得なのかなぁ。
おこうは正直あんまり使わないから個人的にはハイパーボックスはあんまりいらない気がしますけど。
ちなみに購入数に制限は無いようです。


12月31日午前6時半 〜 1月3日
詳細はまだ分かりませんが、
ブロンズボックス
シルバーボックス
ゴールドボックス
が販売されます。

予定では「おこう」「ルアーモジュール」「しあわせタマゴ」「モンスターボール」「スーパーボール」が入るそうです。

ポケモンGO PLUSではモンスターボールしか使えないので、モンスターボールが枯渇しています。
もし安く大量に手に入るなら気になりますね。

ということで、年末年始のお出かけにはポケモンGOをプレイしてみてはいかがでしょうか。
周りには注意して安全第一でプレイしましょう。


ではではっ

2016年12月20日火曜日

Bluetoothイヤホンを買ってみた!いや買い換えてみた! TaoTronics TT-BH15

お久しぶりです。imuwoです。

前の投稿見たら6月なんですね。
7月からちょっとの間ちょっと遠くに行っていまして、久しぶりに更新です。


今回はタイトルの通り、Bluetoothイヤホンを買い換えたお話です。


iPhone7もライトニング端子しかなくなりイヤホンの選択肢もBluetoothが主になってくるんでしょうか。私のiPhoneは6s Plusのままですが。

いやほら、今回の新機能ってなんかイマイチ買い換えたいなーってならなくて。
iPhone7はとりあえず見送りにしています。
イヤホンとは欲しいけど2年縛りで買えないだけなんですけどね。


ということでイヤホンのお話。


ちょっと前までは、iBUFFALOのiBUFFALO BSHSBE17BKという機種を使っていました。
ただこの機種、無音時のホワイトノイズは大きいし よく接続切れや音切れするし、でかいし、耳から外れやすいし・・・。
メリットといえばiPhoneと繋ぐケーブルがない。くらいしかありませんでした。
ちなみに買った時は5000円ちょいくらいだったんですよ。そこそこいいお値段なんですよ。

んで、購入早々買い換えたいなー、でもそこそこ高い機種買ってもこんなもんかーと若干諦めていました。

そんなある日アマゾンを物欲全開で眺めていたら、Tao Tronicsというちょっと聞いたことないよなーなブランドでBluetoothヘッドセットがあるじゃないですか。
しかもですよ、安いんですよ。2000円そこらなんですよ。さらにレビューも結構高評価なんですよ。となるとまぁ買ってみるしかないじゃないですか。

そしたらびっくりですよ。
いいんですよこれ。

TT-BH15のオススメポイント

ちなみに買ったのはこれです。
Tao Tronics \\\ TT-BH15

・音切れしない。

前使ってたBuffaloと比べて音は切れない。洗い物しながら台所うろうろしても切れない。素晴らしい。

・ホワイトノイズが少ない。

 何にも再生していない時のホワイトノイズがほぼ0。
 前のBuffaloが10とすると1〜2程度。
 気にすれば聞こえるなーくらい。
 Buffaloは気にしなくてもうるさいなーって感じでしたけど、
 こいつはそもそも気にならない。
 素晴らしい。

・耳から外れにくい

人にもよるとは思うけどこのフック?みたいなのが
 耳にちょうどフィットするんですよ。
 外れにくいんですよ。
 素晴らしい。

・外した時にマグネットでカチッとなる。

 コンビニのお会計の時とかちょっとした時に外すじゃないっすか。
 その時外したイヤホンがプラプラして邪魔じゃないですか。
 それがですよ。それがですよ。
 このイヤホン…イヤーピースが磁石になっててひっつくんですよ。
 するとネックレスみたいになってですね。
 プラプラしないんですよ。
 なくてもいいけどあったら便利なこんな機能。
 素晴らしい。



使い始めてまだ1週間くらいなんですけど、今の所褒めるところしかありません。
値段安いので、耐久性が悪いのかな〜とは思っていますが、その辺は何かあったら追記したいと思います。


Tao Tronicsのイヤホン 安くてオススメ!っていうお話でした。

でわでわっ!









2016年6月19日日曜日

ハートで感じるセンサーサイズ! センサーサイズとか焦点距離とかわかりにくいので、実際に写真を撮ってみて比較したお話

今回のお話はカメラとそのレンズのお話です。
焦点距離やセンサーサイズの関係について説明していきます。

ほてっぷブログ : センサーサイズと焦点距離の関係

センサーサイズでレンズの焦点距離が変わるというのは前回書いた通りですが、じゃあ本当にどんな感じで変わるんだよっていうのを実際に撮影した例を見ていただいて、どんなもんかというのを感じていただければ幸いです。

ということで今回の撮影に使用したのはこんなレンズです。
・Tamron 28-75mm f/2.8
・Nikon   50mm f/1.8

ボディはFXフォーマット(フルサイズ35mm)のセンサーサイズです。
ニコンのFXフォーマットのデジタルカメラは擬似的にDXフォーマットに切り替えることができるクロップ撮影に対応しています。
つまりDXフォーマットのカメラで撮った時と同じような感じで撮ったんだと思ってください。(レンズの焦点距離が1.5倍)


例1
左:Tamron 50mmにセットFXフォーマットで撮影
右:Nikon50mmをFXフォーマットで撮影

そもそも画角が違うのはズームレンズと単焦点だからかなぁ・・・。
これを基準に例2をご覧ください。



例2
左:Tamron…75mmにセット でFXフォーマットで撮影
右:Nikon 50mm を1.5倍クロップ撮影 (換算75mm)



やっぱり元の画角が若干違うからあんまり参考にならないですね・・。
同じ焦点距離でも画角が違うのはレンズが違うから?わかる人教えてください。
まぁでも大体同じですよね!(ヤケクソ)
ちなみに右側の写真が50mmと表記されていますが、換算75mmで間違いありません。


ということで気を取り直して
例3
左:Tamron 50mmにセット FXフォーマットで撮影
右:Tamron 50mmにセットしてDXフォーマットで撮影 換算75mm

こんな感じで写る範囲がぐっと狭くまるでズームしたかのようになります。

ズームレンズにした時の圧縮効果(被写体同士の距離が近く感じる)も75mmのレンズと同等になります。しかしレンズ自体は50mmなので、背景のボケの感じは50mm相当になります。  書いてても思いますが、とてもややこしいですね;)

おまけ
ニコン1(CXフォーマット)で換算約50mmのレンズとフルサイズの50mmレンズで撮影した写真を比較した例


カメラボディが違うのでちょっとずれていますが、大体同じ画角で写っています。
CXフォーマット(1インチセンサー)は焦点距離を2.7倍すると35mm換算となります。
18.5 x 2.7 = 49.95mmとなります。
この例では左側の写真が背景にもピントが合っているのがわかるかと思います。
換算ではほぼ同じ50mmの焦点距離ですが、左側の写真のレンズはCXフォーマットで、18.5mmと非常に短くなっているので、背景がぼけにくくなっています。

焦点距離は長い方がぼけやすく、短いとボケにくいというのがお分かりいただけますね。

以前の記事:
ほてっぷブログ : センサーサイズと焦点距離の関係

ということで、今回はここまで。
でわでわっ


2016年6月14日火曜日

私的にWWDC 2016のまとめをみて気になった情報のまとめ

今日はカメラの話ではなく、Apple関係のお話です。

まずは一番期待しているWatchOSから

Apple Watch - watchOS Preview - Apple


一番嬉しい情報はこれです。
・Apple Watchのアプリの起動が最高で7倍に。

正直Apple Watchのアプリはほとんど使っていません。
なぜなら起動が遅いから。

純正のタイマーアプリですら、立ち上がるのに10秒〜20秒前後かかります。(私のが異常なわけじゃないですよね・・・?)
ほかにもサードパーティーのお天気アプリも立ち上がってから通信がはじまるので、情報を見るまでに本当に待たされる。
いまのApple WatchはiPhone3Gを思い出すほどののんびり屋さんです。

これが速くなってくれるだけでお昼のカップラーメンタイマーに大活躍できる予感です。

他にも手書き入力(英語/中国語)に対応するようですが、Apple Watchから定型文以外のメッセージを送ることはないので、まぁ日本語が対応してなくてもいいかな。


次にOS X ではなく macOS-sierra
山つながりですね。
macOS Preview - Apple

正直macOSではこれはっ!っていう機能追加の印象はありませんでした。
やっとSiriが対応したか〜という感じですかね。
日本語でどこまでサービスを提供してくれるのか楽しみです。日本語でも、ファイルなんかを口語調でさがしてくれるのかなぁ。
Spotlight検索も対応してなかったよなぁ。

あ!Apple Watchでスリープ解除は嬉しいです。はい。


iOS10 は機能盛りだくさんになりましたね。
気になった機能としては
・持ち上げてスリープ解除
 (iPhone6Sではホームボタンを触って押すだけで、スリープ解除&ロック解除一瞬ですけど)
・写真やビデオから自動的に動画を作成して音楽をつけてくれる機能
 GooglePhotosでいうアシスタント機能のようなものでしょうか。GooglePhotosで似たようなサービスを使用していますが、適当に撮った写真や動画がいい感じのスライドショーに自動まとめられるのは楽しくて気に入っています。
・iMessageの機能強化
 フォントが選べたりステッカー(スタンプ)を送信できたり、色々できるようになりますね。Lineと似たようなメッセージアプリになるんですかね。

TvOS。。。。いつかはApple TV欲しいですね。



以上、好き勝手に気になったところだけを抜粋してみました。
今年の秋が楽しみですね!

あれ、そういえば今回のWWDCでは新しいデバイスの紹介が無かったなぁ。 

ではではっ



2016年6月3日金曜日

レンズの焦点距離って何なのさ!焦点距離で表現方法が変わるお話

今日もまたレンズのお話をしたいと思います。

ほてっぷブログ : センサーサイズと焦点距離の関係
焦点距離はなにか〜なんかはこの辺も読んでもらえると嬉しいです。




それでは焦点距離で表現がどのように変わるのか紹介していきます。

レンズはおおまかに「広角」「標準」「望遠」の3種類に分類されます。
おそらくちゃんとした定義はないと思うのですが、一般的には下のような感じで分類されます。

広角:24mm以下
標準:50mm前後
望遠:70mm〜

この「mm」ってのがレンズの型番に書いてますので、わかんなーいって方は自分も持ってるレンズの焦点距離を確認してみてください。

この焦点距離の数字が大きくなればなるほど、遠くのものをクローズアップして写すことができます(望遠)。小さくなれば目の前の光景を広く写すことができます(広角)。

しかし、焦点距離で変わるのは遠くを写すかと単純にそれだけではありません。
写真としての遠近感も大きく変えることができるのです。

本日の実写モデルは赤い帽子の少年と緑色の恐竜?です。
だいたい同じサイズの2体というのがわかってもらえると思います。

この2体を前後にズラして並べ。
ズームレンズの広角端と望遠端で撮影してみます。

ちなみに今回撮影に使ったのはこんなカメラです。
カメラボディ:Nikon1 V2 (1インチセンサー)
   レンズ:1 Nikkor 10-30mm 3.5-5.6 VR
          35mm換算:27-81mm

広角端の10mm(換算27mm)で撮影したのがこちら。

緑の生物が大きく写り、赤い帽子の少年がまるで縮んだかのように写っています。
さらに2体の距離がかなり遠いような表現になっているのがお分かりいただけるでしょうか。

このように広角側で撮影すると、画面の遠近感(広がり)が強調されて撮影されます。
よくパースがつくといいます。パースをつけたい場合や消失点を表現したい場合は広角でレンズで撮影すると上手くいきます。


次に2体の配置はそのままで望遠端30mm(換算81mm)で撮影したのがこちら。


広角で撮影した時よりも2体の距離が縮まったように見えるのがわかるでしょうか。
実際には人形の配置は広角の時と同じです。

望遠側で撮影すると、このように距離がある場合でもまるで近くに並んでいるかのように2体の距離が「圧縮」されたようになります。
焦点距離が伸びれば伸びるほど、この効果は強まっていきます。
このようなのを望遠レンズの圧縮効果や引き寄せ効果なんていいます。


まとめ
レンズの広角と望遠での表現の違いは簡単に言うとこんな感じです。
広角:空間の広がりを大げさに表現することができる。
望遠:画面の距離感を圧縮して表現できる。

ちなみに標準レンズ(50mm前後)は人間が認識しているのに近い距離感にみえます。
なので、遠近感を誇張せずに写したい場合は標準レンズ(50mm前後)をお勧めします。

レンズ選びの際にパースをつけた表現をしたいから広角を使う、圧縮効果を狙いたいから望遠を使おうなんて考えられるようになれば表現の幅を広げることができるのかなと思います。

ズームレンズをもってるけど、今まで意識したことがなかった!という方は是非一度試してみることをお勧めします。

ではではっ

2016年5月31日火曜日

ボケないカメラは良いカメラじゃないのか問題

ボケた表現を紹介する記事を書いたので、ボケない記事も書きたいと思います。


ボケないカメラ/レンズは悪いのかというと、そんなことはありません。
むしろボケすぎることでの弊害もあるのです。

それは・・・。

集合写真や記念撮影が難しくなるというところです。

記念写真なんかは背景の建物や景色と人物を出来るだけはっきりくっきり写したいと思うのが人情だと思います。
※画面全体にピントが合ったようなフォーカスをパンフォーカスと言います。

しかし、そんなときにF値を開放にして望遠レンズで寄って撮ってしまうと、背景ボケボケでせっかくの記念写真がどこで撮ったのかわからない写真になってしまいます。さらに背景にピントを合わせてしまうと人の顔がボケてしまったりします。
また人が前後に並ぶ場合は前の人の顔はピントがあっているけど、後ろの人の顔がボケボケなんてこともあります。

記念撮影は最高画質というよりもはっきりくっきり確実に取ることが重要ですので、このようにボケてしまっては記念撮影の意味がありません。
こんなときはセンサーサイズが小さいつまり焦点距離が短くできるコンパクトデジタルカメラのほうがお手軽にはっきりくっきり撮れます。つまりカメラになれない人にとっては背景がボケないカメラのほうがいいことも有るんです。

デジタル一眼等で撮影する時はF値を大きな数字にして、できるだけ広角にして被写体からやや離れて撮影するとパンフォーカスにする必要があります。
ボカした撮影をする場合とは逆の設定ですね。

使用するレンズ(焦点距離/F値)のやカメラ(センサーサイズ)で最適値が変わるので、慣れるまでは記念撮影した後は必ず写真がしっかり撮れているか確認しましょう。

簡単にまとめると、センサーサイズが小さいほうがパンフォーカスにしやすい。

記念写真や自撮等をよく撮影する方なんかでパンフォーカスにする必要が多いのであれば、あえてセンサーの小さいカメラを選ぶという選択肢もありだと思います。

カメラ選びの参考になれば幸いです。

2016年5月27日金曜日

背景をぼかした写真を撮る!実例説明編

前回の記事はこちらから
ほてっぷブログ : 3つの手順で背景がボケた写真を撮る!デジタルカメラのボケのお話

前回では撮影方法についての説明でしが、今回は実際に3つの手順の実例写真をご紹介します。
では早速写真を見てみましょう。

1.できるだけ望遠で撮影する。
28mm f/2,8
今回のメインモデルはダンボーさんで後ろの紫色のモワモワはボケ確認用に立ってもらっているロアルドロスさんです。

それではおなじf値で望遠側にズームしてみましょう。

75mm f/2.8
おわかりいただけるでしょうか。
28mmの写真ではロアルドロスさんがトカゲっぽい何かというのはわかると思いますが、75mmまでズームしてしまうと、もう紫の何かとしか認識できないほどにボケてしまっています。
※当然、ズーム後にカメラやフィギュアの位置関係は変更していません。

2.できるだけf値を小さくして撮影する。
まずf値が大きい写真を見てみましょう。
50mm f/16

はい ダンボーさんもくっきり、後ろのロアルドロスさんもさっきよりもわりとくっきり写っています。

ではぼかすためのお約束「f値を小さく」して撮影した写真がこちら。

50mm f/1.8
ダンボーさんは顔が平面的なので、顔にはピントがあってくっきり写っていますが、f値の大きな写真では姿が見えていたロアルドロスさんがf値を小さくすることでボケてしまい、紫色の何かになっています。
このようにf値をできるだけ小さくすることでボケ量を多くできます。

3.できるだけ被写体に近寄って撮影する。
ではまずはやや離れて撮影した写真がこちら。

50mm f/1.8
先ほどのf値の説明に使用した写真と同じものです。

それではカメラの設定はそのままでダンボーさんにギリギリまで近寄ってみましょう。

50mm f/1.8
いかがでしょうか。
設定そのままで近寄っただけで、後ろのロアルドロスさんが、より謎の生命体になっているのがわかるでしょうか。
設定自体はそのままですが、被写体とカメラの距離がかわると背景のボケ方が変わるというのがこの比較でわかっていただけるでしょうか。

今回は説明用としてわかりやすいようにフィギュアをボカしてボケ量をみているので、ごちゃごちゃして汚い写真になっていますが、実際には背景をぼかす際にも綺麗にボケる背景を探して撮影することをお勧めします。






2016年5月26日木曜日

3つの手順で背景がボケた写真を撮る!デジタルカメラのボケのお話


一眼レフやミラーレスカメラでよく言われる「ボケ」「ボカして撮る」という表現ですがこの記事ではボケとはなんなのか、どうすればボケた写真が撮れるのかを説明していきたいと思います。


まずはじめにボケとは何か。
ピントを合わせるのに失敗した写真で「ピンボケ」というのがあります。
ピンボケとは本来ピントがあうべきところにピントが合わず全体がボヤーっとした写真のことですね。
意図しないピンボケ写真は失敗写真としてゴミ箱に直行するかと思います。

ここでいうボケとはピントがあうべきところ(主題)はしっかりとピントが合い、それ以外のところはピントが合わずにボやーっとした表現になっていることです。
90mm F5.3にて撮影(マクロレンズ)


こんな写真ですね。
この写真ではシベにピントが合っていますが、それ以外のところは徐々にピントが合っていないボケた表現となっています。

こんなボカした写真を撮りたい!ということで一眼レフに手を出す方も多いのではないでしょうか。
デジタル一眼レフカメラを買ってみたけど思ったよりボケない。こんなはずじゃなかったという方のために、出来るだけボケの多い写真を撮る方法をご紹介いたします。

できるだけ望遠で撮影する

ボケやすくするためには焦点距離が長ければ有利となります。持っているレンズでできるだけ望遠のものを使用してください。

f値を小さくして撮影する

f値ってなにそれおいしいの?という方はお持ちのカメラにあるモードダイヤルを「A」や「Av」に合わせてください。そしてコマンドダイヤルでF値を一番小さな数字にしてください。普通についてるズームレンズであればF4.5とかF5.6ズームできないレンズだとF1.8/2.8程度の数字になるかと思います。
※F値をレンズの最小値にすることを絞りを開放するといいます。

できるだけ被写体に近寄って撮影する

望遠側にしてF値を最小にしてシャッターを切る前にピントが合わせられるギリギリまで被写体に近づいてください。


さぁここまで出来れば後はピントを合わせてシャッターを切るだけです。

この状態で撮影した時の写真がお持ちのレンズ/カメラの組み合わせで取れる最大のボケになります。

撮った写真のぼけ具合はどうだったでしょうか。
もっとボケた写真を撮りたい!という場合は機材の見直しが必要になります。
・F値がもっと小さくできるレンズを選ぶ
・被写体を取れる最大の望遠レンズを選ぶ

レンズによってはもう一台カメラを買えるくらいの値段もありますが、レンズ交換をすることで表現の幅が広がるのが一眼レフカメラの利点ですので、これを機会にレンズを新調してみて表現の幅を広げてみてはいかがでしょうか。


2016年5月23日月曜日

センサーサイズと焦点距離の関係

前回に続きセンサーのお話です。

前回の記事はこちらからどうぞ
ほてっぷブログ : デジタル一眼レフカメラ初心者のためのセンサーサイズのお話

今回はセンサーのサイズが変わるとなぜ、望遠撮影(遠くを写すこと)が有利になるのかというお話です。

まず基準はフルサイズセンサー(35mm判)が基準:1 とすると35mm判換算時の焦点距離は、
APS-C:1.5倍(キヤノンは1.6倍)
マイクロフォーサーズ:2倍
1インチセンサー:2.7倍     となります。



これだけでは意味がわからないと思うので、センサーサイズが変わると焦点距離を換算するのはなぜかというイメージ図を書いてみました。


焦点距離イメージ
カメラの中にいっぱい入ってるレンズからセンサーまでの距離を焦点距離と言います。
上のカメラのサイズをレンズそのままにセンサーを小さくしてみます。


紫色が小さくなったセンサーとセンサーから伸ばした線です。
撮影できる範囲が狭く(望遠に)なってるのがわかりますね。

このようにセンサーが小さくなることで、同じ焦点距離のレンズであっても写る範囲が狭くなってしまうのです。

レンズを選ぶ際の基準となる「写せる範囲」つまり「画角」はレンズの焦点距離が同じでもセンサーのサイズごとに異なってしまうので、35mmを基準にし表現してあげる必要があるのです。

例として50mmの焦点距離をフルサイズ/マイクロフォーサーズ/APS-Cに取り付けたときの換算は下記の通りです。

フルサイズ     :50mm     画角 約39度
APS-C        :75mm相当  画角 約26度
   (35mm換算1.5倍)
マイクロフォーサーズ :100mm相当   画角 約19度
   (35mm換算   2倍)

初心者向けによく「標準の画角は50mmだから50mmのレンズを買って練習だ!」と書いていますが、これを知らずにマイクロフォーサーズユーザーが50mmを買ってしまうと100mm相当のやや望遠のレンズになってしまうのです。
(マイクロフォーサーズの場合は50mm相当の画角を得るには、25mmのレンズを選ぶ必要があるのはご理解いただけるかと思います)

センサーサイズが小さくなることで、レンズの直径も小さくできさらに短い焦点距離も短くすることができるの結果としてレンズが小型・軽量になり、コストも抑えられます。





蛇足ですが、フルサイズがボケやすくセンサーが小さくなるとボケにくいというのがこの換算という表現のせいでもあります。

ボケというのは望遠(焦点距離が長く)であればあるほど表現しやすくなります。
他にも条件はありますが、また別の記事で。

ということは50mm相当の画角が欲しいのにAPS-Cでは焦点距離が35mm(換算50mm相当)のレンズを使うことになります。
焦点距離が短くなる=ボケが弱くなる ということですね。

勘違いされやすいのは焦点距離が同じレンズで撮影したときはセンサーサイズに関係なくフルサイズでもAPS-Cでもマイクロフォーサーズでもボケ具合は同じになります。

特にボケにくい広角〜標準域でボケ表現を使いたい場合にセンサーサイズが小さくなると不利になってしまいます。

2016年5月20日金曜日

デジタル一眼レフカメラ初心者のためのセンサーサイズのお話

デジタルカメラを買おうと思われた方は次の言葉を一度は耳にされたかと思います。
 ・フルサイズ
 ・APS-C
 ・マイクロフォーサーズ

今回はカメラを選ぶ際に選択することになる、デジタルカメラのセンサーサイズのお話です。


写ルンですなんかのフィルムカメラが主流だった今は昔、フィルムの「サイズ」気にしたことがあるでしょうか。
おそらく、フィルムを買う際にフィルムのサイズを気にしたことはないでしょう。
※蛇足ですがフィルムにも色々なサイズがあります。

これが現在主流のデジタルカメラになるとカメラを購入する際にフィルムのサイズ=センサーサイズを選ぶことになります。

せっかく買うカメラならセンサーサイズごとのメリットデメリットを知った上でお気に入りの一台を選びたいですよね。

それではそれぞれのフィルムサイズについてご説明いたします。

フルサイズ

センサーサイズの基準となる規格となります。
なぜ基準となるのか…それはフィルムと同じサイズのセンサーが搭載されているからです。

フィルム時代から写真を撮られている方はこのサイズが一番身近なサイズとなるため、デジタルカメラのレンズの焦点距離・画角を表現する際に"35mm版換算とこのサイズで表現されます。
主にニコン、キヤノン、ペンタックス等のメーカーの主力機(プロ機)に採用されているセンサーサイズです。

<メリット>
 ・センサーサイズが大きいため描写に余裕がある。
 ・高感度撮影(暗いところでの撮影)に強い
 ・高級モデルが多くボディの剛性や耐久性が高いモデルが多い

<デメリット>
 ・比較するとカメラやレンズのサイズが大きくなってしまう
 ・カメラやレンズの価格が高くなってしまう
 ・基本的にフルサイズ専用のレンズしか使えない





APS-C

Advanced photo systemのC型という意味です。
フルサイズ(35mm)の次のフィルム用国際規格として展開されましたが、一般的にはイマイチ普及しなかったフィルムサイズと思っています。
デジタルカメラではフルサイズと同等に標準的な規格となっており、APS-Cとほぼ同サイズのセンサーがエントリー〜ミドルクラス(一部プロ用モデルも)に採用されています。

<メリット>
 ・フルサイズと比較してボディやレンズを小型軽量にできる。
 ・センサーサイズの仕様上、望遠撮影に強い(遠くを写せる)焦点距離約1.5倍
 ・フルサイズ用のレンズも使用できる
 ・オートフォーカスエリアが比較的広い
 ・安価なモデルが多く、初心者でも手が出しやすい

<デメリット>
 ・一般的にフルサイズと比較して画質や高感度撮影能力が落ちるとされる
 ・50mmのレンズを50mmとして使えない。
 ・フルサイズとしてボケの表現が弱くなってしまう。
  ※ボケ表現については別記事で補足します。




マイクロフォーサーズ

オリンパスとパナソニックが共同で策定したデジタルカメラ用の規格です。少し前まではミラーレスカメラと言えばこの規格でした。
昔はカメラの仕様上「オートフォーカスが遅い」「高感度撮影時のノイズが酷い」「画質がイマイチ」などあまり良いイメージがありませんでした・・・が!
最近ではパナソニックの4K動画撮影+4Kフォトや、オリンパスのOM-Dシリーズで、写りもよくオートフォーカスも早くなってき動画も写真もとなるとこの規格の強みがあるのかなと感じています。
世界ネコ歩きでおなじみの岩合光昭氏もこの規格で作品を撮影されています。

<メリット>
 ・ASP-Cと比較してもさらにボディ・レンズが小型軽量
 ・APS-C以上に望遠撮影に強い(遠くを写せる)焦点距離2倍
 ・オートフォーカスエリアが広くできる
 ・安価なモデルも多く、初心者でも手が出しやすい

<デメリット>
 ・一般的にASP-Cと比較して画質が落ちるとされる。
 ・50mmのレンズを50mmとして使えない
 ・ASP-C以上にボケ表現が弱くなってしまう。




その他にも中判カメラや1インチセンサーなどありますが、発売されているメーカーもそれぞれ1社なのでここでは割愛します。

センサーの種類は大まかにこの3種類です。
カメラ選びはセンサーだけでなく、それぞれのボディが持っている機能やレンズのラインナップと、まだまだ悩むところはあります。

このブログがこれからカメラを買われる方の参考になれば嬉しいです。

まだまだ説明不足なところが多々ありますので、追記や補足記事を書いていきます。


2016年5月18日水曜日

改めましてこんにちわ

改めましてこんにちわ、どうも初めまして@imuwoです。
だいたいこの名前でインターネットをウロウロしています。
どうぞお見知りおきを。

自己紹介

主に九州をウロウロしている普通のサラリーマンです。
写真を学校で学んだわけではありませんが、写真を撮ることや機械としてのカメラが大好きです。

ブログの方向性として

写真を独学で学んできたからこそわかる初心者の悩みや、勘違いしやすいカメラ用語なんかをわかりやすく説明できればと思っています。
その他にもフォトコン情報や撮影スポット、九州のイベント情報なんかを紹介していきたいと思います。



まだまだ記事も少ないですが、これから真面目にエントリーを増やしていきますのでそっとRSSなんかに放り込んでいたければ幸いです。

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ではでは!