2022年3月4日金曜日

[タスク管理]GTDにおける収集とインボックス

 あ、どうもimuwoです。


今回もGTDについて書きたいと思います。

GTDに真剣に取り組もうとするとまず初めにぶち当たる壁。それが収集。


収集

提唱者曰く、「頭の中の全てと机の周りの全てを洗いざらい一箇所に集めて数日かけて集中してやることが望ましい」だそうです。


いや無理だよ普通。


ということで、私はふんわり解釈してこの収集をやっています。

正直最初の段階で全て出せなくてもいいと思いますし、実際無理だと思います。そりゃそれができれば頭の中のもやもやがスッキリするでしょうが、現実問題そんな時間も気力もなかなか湧きませんよね。


毎日忙しくそんな数日集中した時間を確保することができないので、ちょっとした空いている時間に「あーこれやっときたいなぁ」とか突発で割り込んでくる「やらないといけないこと」をとりあえず、書いたことを忘れない場所に書き留めて保管しています。

今すぐやらないといけないことはすぐに手を出しますが、そうでなければとりあえず一旦保管。

こうすることで、このリストを見るだけで期限までにタスクを忘れることがなくなります。

(この振り返りを"レビュー"として定義されるのですがそれはまた別の機会に)

一旦忘れることでツァイガルニク効果もちょっとあるかも・・・?

ツァイガルニク効果 - Wikipedia


ちょっとずつでも収集を繰り返していくと、リストが膨れ上がっていくと思います。

リストが膨れていくと、こんなにたくさんのことをしないといけないのかと不安になりますがこのリストには「やらないといけないこと」「積極的にやりたいこと」「やってもやらなくてもいいこと」が玉石混合で並んでいます。

あくまでもGTDの目的は頭の中の空っぽにして、本当に「やらないといけないこと」や「やりたいこと」を明確にして集中力を高めて取り組んでいくことです。

(このための仕分け作業を"整理"とい言いますがこれもまたの機会に)

ですのでどんなにリストがいっぱいに膨れ上がっても嫌な気分になる必要はありません。自分の現状が把握できる思って、とりあえずリストに追加していきましょう。


インボックス

この玉石混合のリストを作っていく場所/ツールのことをインボックスと言います。

GTDにおいてはインボックスの数は制限されていません。例を挙げると「メールの受信トレイ」「机の上の書類箱」「タスクリスト(スマホでも何でも)」等あなたが情報を保管する場所は全て「インボックス」です。

一枚の紙なんかでもインボックスになり得るのですが、お勧めは「失くしにくく」「すぐにアクセスできる」「存在を忘れにくい」条件を備えている場所です。

具体的には、「スマホのタスクリスト」「デジタルノート」「取り出しやすい書類箱」などでしょうか。適当なメモに書いてその辺に置いていおくと、うっかり捨ててしまったりして、せっかく書き出したタスクの元を失くしてしまう恐れがあります。また、見逃しやすい場所や普段目にしない場所に保管してしまうとこれもまた、情報を塩漬けにしてしまい実行に移すのを忘れしまう恐れがありますのでお勧めできません。


まとめ

収集は一度に全てやらなくてもOKです。頭の中がもやもやしてるな と思ったその時にモヤモヤの元を頭の外に追い出してしまえばいいのです。

そしてそのモヤモヤをインボックスの中に入れてしまって、適切なタイミングで見直せばやるべきことややりたいことを見失う確率はグッと減るはずです。

とにかく、自分が使いやすい頭の中のモヤモヤを吐き出せる場所(=インボックス)を作って情報を保存していきましょう。


次は収集したタスク/情報/モヤモヤ をどう扱うかをご説明したいと思います。


ではではっ。




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